子育てコラム(3)「「アドラー心理学と子育て」

☆店主カワムラの子育てコラム☆

毎月発行しているメールマガジに連載している、
店主カワムラにによる子育てコラムのバックナンバーを紹介します。
子育ての中で、父として感じたこと、
学んだことを織り交ぜて書き綴っています。
上から目線でアドバイスと言うよりむしろ、
わが子と向き合いながら、迷ったりうろたえたりしてることを
正直に書いているつもりです。
共感したり、参考にしていただければ、さいわいです。

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2015年6月

いつもb-Cafeをご利用いただきありがとうございます。
b-Cafe店主カワムラです。

最近、「アドラー心理学」の本を読んでいます。
昨年「嫌われる勇気」という本がベストセラーになり、名前を知る方が多くなったかもしれませんが、「アルフレッド・アドラー」は、フロイドやユングと同時代の心理学者です。ただし、複雑な精神分析とは異なり、人生をシンプルに捉えて「生きやすさ」を提案する哲学的な側面を持っています。自分と向き合うことを強調する厳しさもあるのですが、その背景には、より良い社会を願う優しさが流れています。

また、親子関係についても当初から言及していて、後の人たちが発展させてきたアドラー心理学には、子育ての知恵もたくさん詰まっています。

ほめるのではなく、喜びを共有しよう、叱るのではなく、よりよいやり方を伝えよう。原因を探るのではなく、目的を見据えよう。互いの存在を認めあい、勇気づけあい、感謝しあって暮らしてゆこう。そうして、子どもが独立し、社会に貢献できる人となるように育ててゆこう、というのがアドラー心理学の提案です(店主の解釈ですが・・)

店主が社会に出て間もない頃「アドラー心理学」を集中的に学んでいた時期があったものの、しばらくご無沙汰していたのですが、先述の「嫌われる勇気」を手に取り「めっちゃええことゆうてるやん!!」と感服して、再び学んでみようと思った次第です。

9月には、b-Cafeでもそんな「アドラー心理学」にもとづく子育てを紹介するイベントも計画中です。お楽しみに!