店主カワムラの子育てコラム

子育てコラム「ここでたたかう」

☆店主カワムラの子育てコラム☆

毎月発行しているメールマガジに連載している、
店主カワムラにによる子育てコラムのバックナンバーを紹介します。
子育ての中で、父として感じたこと、
学んだことを織り交ぜて書き綴っています。
上から目線でアドバイスと言うよりむしろ、
わが子と向き合いながら、迷ったりうろたえたりしてることを
正直に書いているつもりです。
共感したり、参考にしていただければ、さいわいです。

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2020年8月

 夏の始まり頃にようやく収束に向かうかに思えた騒ぎが再燃して、先行きが見えなくなっています。

 b-Cafeは、感染予防対策を心がけながら、通常営業を続けています。

 ウチの次男の小学校は、2週間の短い夏休みが終わって、お盆明けから、猛暑の中、登校が始まっています。

 6月からようやく高校生活が始まった長男は、始業式はまだだけれど、登校日がしょっちゅうあって、ほとんど休みが無いみたいです。

 次男は小学校最後の夏休みだったのにとか、長男は青春を謳歌する高校生活なのに、なんて、つい考えてしまうのですが、現状をなげいても、何も良くはならないんですよね。

 ぼくが敬愛する心理学者、アルフレッド・アドラーの言葉に、「大切なのは何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである」というものがあります。 ぼくは、この言葉に救われ続けています。

 人と自分を比べて、足りないものを数えて卑屈になってしまうのではなく、自分に与えられたものを最大限に生かして、その中で、自分の人生をめいっぱい表現する努力を続けよう、と、ことあるごとに自分にいい聞かせています。

 この「与えられたもの」には、自分の能力とか才能だけではなく、「私が生きる環境」も含まれています。私の家庭環境、地域環境、そして生きる時代まで。

 現状をすべて受け入れよう、と言っているのではありません。不当な扱いや差別に対しては、立ち向かうべきだと思います。

 ただ、現状への不満を、自分が努力しない事への言い訳として使いたくない、と思うんです。

 私の身体を、他の誰かのものと取り替えることができないように、環境を交換することもできない。今年の夏を、去年の夏と取り替えることはできない。それならば、今ここからできることに取り組もう。

 実は、生きてくって、ほんとうのところはこれしかないと思うんです。逃げるのか、生きるのか。

 生きるのなら、自分に与えられたものすべてをひっくるめて、自分の人生に向き合って、自分として生きてゆく。

 自分の人生の責任を引き受けるって、しんどいことではあるのだけれど、自分で決めることができる、と思えるのは、挫けることのない希望でもあります。

 なんて、ただでさえやたらに暑いのに、重々しく考えるのもなんなので、「人生って、いろんなシバリのなかで、そのゲームをどれだけ楽しめるか、ってのが勝負なのよ」と思って、のほほんと暮らすのでいいんじゃないかしら。