子育てコラム(17)「関わりを育てる」

☆店主カワムラの子育てコラム☆

毎月発行しているメールマガジに連載している、
店主カワムラにによる子育てコラムのバックナンバーを紹介します。
子育ての中で、父として感じたこと、
学んだことを織り交ぜて書き綴っています。
上から目線でアドバイスと言うよりむしろ、
わが子と向き合いながら、迷ったりうろたえたりしてることを
正直に書いているつもりです。
共感したり、参考にしていただければ、さいわいです。

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2016年11月

b-Cafe店主カワムラです。

先日、子どもたちの小学校で「学習発表会」がありました。
それに向けての取り組みとして、
下の子2年生が毎週、
両親への聞き取りのためのプリントを
持って帰っていました。

「生まれる前」
「生まれた頃から3才くらいまで」
「入学前まで」
「入学してから今まで」
と、4週にわたって課題が続きました。

せっかくなので、
毎週家族でパソコンの周りに集まって、
写真や動画を見ながらその頃をふり返りました。

たくさん撮ってるのに、
こうやって見る機会って案外少ないですからね。

兄ちゃんのときも同じようにしたのですが、
ベイビーから3才の頃って、かわいい♡

どんなシーンで何をしていても、
ただただかわいいんです。

大きくなった今でもかわいいのですが、
この頃は格別。

それで気付いたのですが、
子どもたちが小さい頃って、
とてもわかりやすい形で子どもたちの方から
「かわいさ」をどんどん与えてくれるんですよね。
それで親は「キャーカワイー!」となって愛情を感じる。
たぶんそこは、親として「入門」の段階なんです。

やがて子どもたちが大きくなってくると、
我が出てきてこちらのままならなくなるし、
手間もふえてきて、
「放っておいてもかわいい」というわけにはいかなくなる。

そうなると、
今度はこっちらから積極的に「かわいさ」
をさがしてゆかねばならない段階に入るんです。

子どもたちは、
そうやって少しずつぼくらを親として
育てていってくれているではないかな。

思春期に差し掛かる男子なんか、
もう抱っこもチューもさせてくれないし、
仕草が愛しいなんてこともなくなるのですが、
やっぱり「かわいいヤツ」だと思う。

そう思えるのは、
彼と過ごしてきた時間や関わりの
積み重ねがあるからなのだと思います。

子育てって、
ただ子どもを大きくしてゆくことなのではなく、
子どもを育てつつ、親も育ってゆき、
その間にある「関わり」を育ててゆくことなのだと思います。

じきにドトウの師走に突入して
気ぜわしくなってしまいますが、
子どもたちとの心穏やかな時間も大切にしましょうね
(と自分に言い聞かせる・・・)