☆店主カワムラの子育てコラム☆
毎月発行しているメールマガジに連載している、
店主カワムラにによる子育てコラムのバックナンバーを紹介します。
子育ての中で、父として感じたこと、
学んだことを織り交ぜて書き綴っています。
上から目線でアドバイスと言うよりむしろ、
わが子と向き合いながら、迷ったりうろたえたりしてることを
正直に書いているつもりです。
共感したり、参考にしていただければ、さいわいです。
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2015年9月
b-Cafe店主カワムラです。
先日、役所前広場で開催された、津の学童っ子たちのお祭りに、保護者として参加してきました。
各学童が飲食や手作り品の販売などの屋台と遊びコーナーを一つずつ設置して、子どもたちは、買い食いしながら、スタンプラリー形式でコーナーを回っていました。
ぼくもウチの子らがお世話になってる学童の遊びコーナーで、夜店のオッチャンのようにゲームの担当をしていました。
どんどん来る子どもたちを片っ端からさばいてゆくのが忙しいのだけれど、子どもたちを一人一人観察しながらやっているとだんだん楽しくなってきました。
まだまだまだ甘えたさんの低学年の子、ひたすらに無邪気な4年生くらいの男子、クールに装っているけれど、失敗して照れる顔は子どもな6年生・・。
なんだかみんなカワイく思えてきて。
がやがやと群れている小学生たちを外から見てると「わけの分からないやかましいイキモノ」のように感じるんだけれど、こうやって腰を落ち着けて、ひとりひとりをしっかり見ていると、それぞれが持つ愛しさが見えてくる。
ああ、こういう視点が大切なのだな、ということに気付かされたのでした。
このことは、自分の家族に対しても同様で、忙しい毎日のなか、ばたばたと動き回っているばかりだとつい忘れてしまうんだけれど、合間のひとときだけでも気持ちを落ち着けて、相手をちゃんと見ることが大切なのだと思います。
日常に流されっぱなしになるのではなくて、ひととき歩を止めて、ちゃんと見ることによって、愛しさや、かけがえのないつながりを思い出せるのではないかしら。
子どもも然り、パートナーも然り。
そして、自分自身に対してもそうなのだと思います。
自分を大切に思えるために、自分のこともちゃんと見てあげる。
あらためて、ちゃんと見ることから始めよう、と思った日曜日なのでした。