☆店主カワムラの子育てコラム☆
毎月発行しているメールマガジに連載している、
店主カワムラにによる子育てコラムのバックナンバーを紹介します。
子育ての中で、父として感じたこと、
学んだことを織り交ぜて書き綴っています。
上から目線でアドバイスと言うよりむしろ、
わが子と向き合いながら、迷ったりうろたえたりしてることを
正直に書いているつもりです。
共感したり、参考にしていただければ、さいわいです。
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2024年8月
b-Cafe店主カワムラです。
お盆のあいだ、長男が帰省していました。
大学進学に伴って、京都で一人暮らしを始めて2年目になります。
去年も帰省はしたのですが、平日に2泊しただけで、晩も友達に会っていたりして、ゆっくり話をする間もないまま、ぼくと連れ合いが店で働いている間に下宿に戻って行ったのでした。
うちは、この5月に引っ越しをしたので、こちらで生活を始めてから、長男を迎えるのは今回が初めてでした。
晩に帰ってきて、新しい住まいのリビングに入ってきた長男が、
「ああ、うちや~」と言いました。
家は変わったけれど、馴染みのある家具やモノが収まっていて、知らない家ではなく、我が家だと感じてくれたようで、嬉しかったのでした。がんばって片付けをした甲斐がありました。
食事をした後、リビングで、オリンピックの中継を見ながら、めいめいゴロゴロしている時間も、とても貴重に感じられました。
翌日はぼくの両親が大阪から顔を見にきてくれて、揃って食事に出かけました。
長男はさらに3日ほどこちらに泊まって、下宿に戻る日には、家族4人でドライブして、大阪の連れ合いの実家に立ち寄り、食事をしてから、下宿まで送って行ったのでした。
ウザがられながらも、勝手に台所や浴室の掃除をして、大渋滞に巻き込まれながら、津に帰ってきました。
去年と比べて今年は、家族でのんびり過ごす時間をたっぷりと持つことができて、良いお盆だったなあ、としみじみ振り返っています。
当たり前のように一緒に過ごしていた家族が、こうやって別の暮らしを始め、再会を喜ぶようになるって、なんだか不思議な気もするのですが、しごく当然のことなのでしょうね。
子どもは巣立ってゆくもの。
極端に言えば、人生の初めの頃を少しだけ、親と生活を共有して、やがてすれ違ってゆくものなのかもしれません。
夫婦ふたりから始まって、新しい仲間が加わったり、独り立ちしていったり。家族のかたちって、刻々と変わってゆくものなのですね。
変わってゆくのが家族だけれど、変わらずに支え続けてくれるのもまた家族です。
ずっと気にかけ合って、いたわり合って、それぞれの幸せを願い、喜び合う。
とはいえ、愛だけで満ちている美しい家族、なんて、そうそうあるものではなくて、ぜんぜん不完全な人間同士、ぶつかったり、すれ違ったり、棘のある言葉を投げ合ったりすることもある。
「隣人を愛せ」と言うけれど、実は、距離の近さ、共有する時間の濃密さから、隣人以上に、家族を愛することの方が難しいのではないかとも思います。
家庭というのは、高度な「愛のレッスン」の場なのだと言ってもいいのかもしれません。
それでも、たいがいやなあ、と思いながらも、しゃーないなあ、と許せてしまうのもまた家族だし。
うちだってたいがいだけど、それでも、メンツが揃うとホッとして嬉しい程度には、家族を築いて来られたのかな、とは思っています。
「家族を大切にしましょう」なんて、いかにもオジサンくさいのだけれど、やっぱりそこが原点だと思います。
ありがとね、これからもよろしくね、というところで。