☆店主カワムラの子育てコラム☆
毎月発行しているメールマガジに連載している、
店主カワムラにによる子育てコラムのバックナンバーを紹介します。
子育ての中で、父として感じたこと、
学んだことを織り交ぜて書き綴っています。
上から目線でアドバイスと言うよりむしろ、
わが子と向き合いながら、迷ったりうろたえたりしてることを
正直に書いているつもりです。
共感したり、参考にしていただければ、さいわいです。
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2024年1月
b-Cafe店主カワムラです。
先週末には大学入試共通テストが行われ、受験シーズンが始まっています。
ウチの次男も中学3年生で、いちおう受験生です。
彼はこの週明けに、推薦入試の面接試験を受けて、実は今日、結果発表なのです。
早起きして、このコラムを書いているところなので、あと数時間すれば、サイト上で発表が行われる予定です(どきどき)。
工作、科学好きの次男は、中学校に入ってからの3年間、ロボットコンテストに挑戦してきました。そして、早い時期から、そのようなことを専門的に学べる工業高等専門学校(高専)への進学を希望していました。
けれど、ウチは教育熱心な家庭ではないし、兄弟そろってお勉強好きでもなかったので、彼が希望する進路と学力には、いささかの隔たりがありました。
高専は、推薦入試での採用の割合が大きく、その推薦を受けるためには、中学校での各科目の評定の合計が、一定のポイントを上回っている必要があります。1年生の頃の彼の評定では、そのポイントには至っていませんでした。
そんな彼が、学校長推薦を受けられるようになるまでに、取り組んできたことを、ご参考までに綴ってみたいと思います。
ぼく自身は、学力が最重要視されて、それが人の価値を決めてしまうような世の中には疑問を持っています。
とはいえ、現行の入試制度の中で進路を選ぶには、やはり一定の学力は必要です。
学力を左右するものとして、もちろん本人の努力もあるけれど、それに加えて、学校とは別に、どれだけ質の良い教育が受けられるか、という要素も大きい。経済的格差が学力の格差につながってしまっている。
なんだかなあ、と思いながら、親としてできることを模索する日々でした。
最近は、「オンライン塾」というのがあれこれできてきています。
パソコンやタブレット等で授業動画を見たり、問題を解いたりするものです。
これだと、がっつり塾に通わせるよりは、だいぶリーズナブルだし、時間的にも融通がききます。
長男が中学校に入った時、これはいいわ、と思い、いくつかあるオンライン塾の中から「スタディサプリ(スタサプ)」を選び、彼が自分でできるように環境を整えてあげました。
けれど、親が期待するようには、取り組んでくれない。
そういえば、ぼく自身も中学生の頃「進研ゼミ」をやっていたけれど、手付かずのままどんどん溜まってくるテキストにプレッシャーを感じていたし、それを見た親に、小言を言われていました。
それで、やれやれと口で言うのではなく、夕食後の時間に、ぼくもお付き合いして一緒に取り組むことにしました。
長男のときは英語だけだったのですが、次男とは英語と数学を、だいたい毎日、1時間弱くらいやってきました。学校の授業を少し先行するくらいのタイミングで進めました。
5分から10分の講義動画を見て、それに関する問題を解いて、という作業の繰り返しです。家庭教師のように教えることはできないけれど、一緒に動画を見て、問題を考えるくらいならできます。
ぼく自身も、改めて中学の英語や数学を学ぶことができました。
まとまった単元が終わったら、学校からもらっているワークに取り組みます。これらのワークは、定期テストの際、提出課題になるので、予めやっておくと、テスト前に余裕ができます。
こうして、あまりお金をかけられない分、時間をかけたのでした。
親にできることとして、もう一つ取り組んだのは、情報を与えることでした。
子どもたちが中学校に入った際、高校への進学についての説明をしました。
小学校から中学校へは、住んでいる地域によって、みんなが同じ学校に通うことになるのだけれど、高校からは自分で選ぶことになる。中学校での成績によって、選べる高校が変わってくる、というような話をしたのでした。
それから、中学校での評価の仕組みについても。定期テストの点数だけではなく、ふだんの授業中の態度とか、提出物も評価の対象になるのだよ、ということも。
定期テスト前に、出題範囲のプリントをもらって帰ったら、どこかに紛れる前にコピーを取って、トイレや部屋に貼っておいたり。
受験に関する情報も、必要な評定と、現状の差など、早いうちから伝えるようにしていました。
大人からすると当然のようなことでも、案外子ども自身には見えていなかったり、深く理解していなかったりすることもあるので、改めて伝えてあげることも大切だと思います。
とか何とか言っても、バシバシお尻を叩き続けたわけではなく、夕食後の勉強だって、晩酌で酔っ払ったオッサンが隣に座っていただけです。
それでも、その成果かどうかはわからないけれど、何とか推薦が受けられるようにはなったし、小学校ではずっと繰り上がりや九九の苦手だった次男が、今では数学が楽しい、と言っています。
何より、ぼく自身が、彼と一緒に過ごす時間が楽しかったのでした。
おお、あと1時間で発表だ!