☆店主カワムラの子育てコラム☆
毎月発行しているメールマガジに連載している、
店主カワムラにによる子育てコラムのバックナンバーを紹介します。
子育ての中で、父として感じたこと、
学んだことを織り交ぜて書き綴っています。
上から目線でアドバイスと言うよりむしろ、
わが子と向き合いながら、迷ったりうろたえたりしてることを
正直に書いているつもりです。
共感したり、参考にしていただければ、さいわいです。
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2025年4月
大学生の長男の今年度の履修指導に、親も参加できると聞いて、今月の始め、興味半分冷やかし半分で顔を出してきました。実は、クラブばかりに一生懸命で、単位取得がだいぶおろそかになっている長男への心配もあったのですが。
学部の教授が面談をしてくれたのですが、アポイントを取った時間よりだいぶ早くに着いたにも関わらず、すぐに対応してくださいました。
そして、長男の状況を見ながら、ひとつひとつ、親身になって丁寧にアドバイスをしてくれました。長男ががんばっている点にもちゃんと着目して評価してくれていました。
学生をサポートするための様々な仕組みについても改めて説明してくれて、ぼくは当事者ではないのですが、大学にはこんなにも手を差し伸べてくれる人がいるのだなあ、とちょっと感動して、これならなんとかなるかも、と思えてきました。
本人的にも、方向性が見えてきたようで、嬉しそうにしていました。後は彼がどこまで動けるか、ですね。(がんばってくれ〜)
そんなことから、人が生きてゆくためには「ちゃんと助けてもらう力」って大切だなあ、と改めて気づかされたのでした。
近ごろは「受援力」とも言うようです。
自分でできることは力を尽くし、及ばないところは、助けを求め、力を貸してもらう。
子どもたちにそんな力を養ってもらうには、どうすればいいんだろう、ということを考えてみました。
「ちゃんと助けてもらう」というのは、「上手に甘える」とも表現できます。
けれど、何もしないで甘えっぱなし、というのでは、ただのダメな奴になってしまう。
そうではなく、自分の人生は自分のものとして、責任を持って生きていってほしい。
そのためには、自分には人生に立ち向かってゆく力がある、という信念を持っていてほしい。
そういう信念を育てるには、自分でやってみること、そしてそれを通じて認めてもらえたとか、喜んでもらえたというような経験の積み重ねが大切だと思います。
そして、自分の力では対処が難しいとき、助けを求めるには、周囲の人たちは、求めれば手を差し伸べて力を貸してくれるだろう、という信念が必要だと思います。
そういう信念を育てるために、暮らしの中でお互い助けたり助けられたりしながら、自分たちは「お互いさまのなかま」の中で暮らしているのだ、という実感をたくさん味わってほしい。
そして、人々は私を助けてくれるし、私も喜んで人を助けよう、という構えを身につけてほしい。
そんなふうに「私にはできることがある」「私にはなかまがいる」という信念を持っていてこそ、「ちゃんと助けてもらう」ことができるのではないか、と思います。
人生をサバイブしてゆくためには「強さ」も必要なのかもしれません。
けれど、どんどん装備を重ねて、重い鎧を引きずるようにしながら、独りで生きてゆくよりも、ためらいなく手を差し伸べ合って、支え合ってゆく方が、ずっと生きやすいし、幸せも見つかりやすいように思います。
だから、「強さ」が必要ない、とは言わないけれど、それ以上に「助け合える力」を身につけておくほうが大切なのでは、と思います。
ついこないだ、お客様が、ウチのハンバーグの作り方を尋ねて下さいました。ちょうど忙しくない時間だったので、手を止めて、ざっくりとしたレシピと、焼き方のポイントなんかをお伝えさせていただきました。
そうやって尋ねられるのって、実は嬉しいものなんです。
そんなふうに誰かの役に立ちたくてうずうずしている人って、たくさんいるものだし、子どもたちにも、そんなふうに感じていてほしいなあ、と思っています。